ヒミツの大泉洋！ナックスの真実 に関する雑考。

藤村
すいませんな。先週はちょっと慌しくて。
じゃ、せっかくだから他局の「ヒミツの・・・」のお話をしましょうか。
なんだか「東京の仕事が増える」っていう大泉洋の言葉とか
「ナックスの芝居公演全国ツアー決定」とかって話を聞くとね、
みなさんもそうだし、
いわゆる業界周辺も「いよいよ全国進出！」みたいに浮き足立つわけでしょう。
そうするとね、あなたも感じたようにね、
「寂しい」とか「でも応援します」とかね、
なんだか「一大決心しなきゃいけない」みたいな雰囲気に飲まれるんですよ。
でもね、考えてごらんなさい。
「どうでしょう」は、５年前の秋田から、もうとっくに全国進出してますよ。
今じゃ全国３４局ですよ。
こんな全国まんべんなく見れる番組なんて、ほかにないですよ。
そしてもう何年も前に「どうでしょうが北海道以外で放送されるのは寂しい」
みたいなことは言われましたよ。みんなも身に覚えがあるでしょう？
それで結局、なにか悪いことが起こりました？なんも変わらないでしょう。
いや、それどころか逆に今、全国で話題になってるからこそ、
北海道でも全く「どうでしょう」が色あせてないんですよ。
全国の人が我々に「外から力を与えてくれた」んですよ。
この「力」ってのは、地元の中からは生まれて来ない力なんですよ。
大泉洋が語った言葉の真意はまさに「ここ」。
ナックスも自分も「北海道でやっていくために」
今、全国の人に見てもらう機会を作りたいってことですよ。
わかった？
「寂しい」なんて感情が生まれてくるのは、
表面的な言葉に踊らされている証拠。
どうバカなら、もっと深く考えなきゃだめだよ。

数日前にどうでしょう公式BBSに書き込まれた
藤村Dのとある書き込みへの返信です。
7月に放送された
「ヒミツの大泉洋、ナックスの真実」での大泉さんの言葉
「東京での仕事が増える」
が道内のファンの間で波紋を呼び、今に至っている訳なんですけども。
その「寂しい」とうろたえるファンへの言葉です。
藤やんの言う「外から力を与えてくれた」は納得させられます、
第一線に立ち続け、
彼らと共に戦ってきた彼だからこその言葉、説得力があります。
やはりあれかな、
道内の方々は私達だけのナックスさんが・・・って思えちゃうのかな？
逆に本州勢の私から見れば彼らの心が
より北海道に向けられていると感じてやまないです、悔しいくらいにね。
全国に向けて仕事をし、そこで得たものを糧を北海道に還元する、
もしかしたら少し息詰まったのかもしれない、
だからこそ視点を変えて新たに動き出すのではないでしょうか？
視点こそ変えてますが、行きつく所は元気な北海道、愛する北の大地への回帰。
良い意味で何も変わらないのではないしょうか？
私なりに本州から見た今回の騒動、
道内との繋がりの強さを改めて感じさせられました。
もっと彼らを信じてあげましょ、
道内勢を裏切るような彼らではないはずですから。