M-1グランプリ2004 優勝者決定&私見

若手漫才師・お笑いコンビが競う
「M―1グランプリ2004」の決勝が26日、
東京都江東区有明スタジオであり、
アンタッチャブル」が優勝し賞金1000万円を獲得した。
アンタッチャブル柴田英嗣山崎弘也のコンビ。
M―1は結成10年以内のコンビが対象で今回が4回目。




【引用元】Yahoo!ニュース - 社会 - 毎日新聞



という訳でアンタッチャブルが1000万円を獲得しました。
最終決戦に進出したのは


アンタッチャブル
麒麟
南海キャンディーズ


の3組。
まぁアンタッチャブルはある意味で非常に落ちついてました。
いつもの味のあるハイテンションの漫才をキッチリやってましたわ、
ありゃ突け入る隙がないという感じかなという安泰っぷり。
会場の雰囲気もアンタッチャブル寄りになったし、
やっぱり会場の雰囲気って大切ね、客席を味方につけると印象が違う。
でも喋ってる内容やボケはベッタベタなんだよなーと私は思う、
意外性が少ない印象が強い。
それをあの速いテンポと高いテンションでカバーという印象。
審査員にも受けはイイだろうし、客席にもイイと思う。
一般受けする漫才が出来たアンタッチャブルは王者として納得。


南海キャンディーズ
アンタッチャブルとは対照的なコンビ。
しずちゃんこと山崎静代のキャラを存分に活かす
山里のまったりした援護射撃のようなツッコミというか寧ろフォロー。
しかし決勝では司会の井上和香をいぢってしまった、そして客席の男性も。
私の中での印象は結構悪い、
いぢりに逃げたと言われても仕方がないんじゃなかろうかと。
しかし稀有な存在である事は認めます。
だが漫才の域を大幅に越えてしまってるのではないかと私なんかは思います。


最後に麒麟
敗者復活から勝ちあがってきた麒麟なんですが、
近年いない力強さが見えた気がする。
特に9組目として出て来た決勝1本目、
勢いというのもあるのでしょうけど
寒い中戦った彼らには勝ちたいという気迫があった。
しかし最終決戦、決勝1本目にあった気迫が薄れた気がした。
ホッとしたのがそのまま舞台に出ちゃった気がする、それが残念。
また来年、ネタを練りなおして洗練して挑んで欲しい。


決勝進出者で良かったなって思ったのがタカアンドトシ
それまで私はあまり魅力を感じていなかった、でも今日は違った。
ツッコミのクロスカウンターは爆笑した、スゲー(笑
テンポも良かったし、4位と惜しい所までいったんだけどね・・・・
10年目最後の挑戦は終わりました、お疲れさまでした。


期待された笑い飯は不発。
最大の援護者である紳助さんと松本さんがいないもの厳しかった。
笑い飯自体にもキレがなくイマイチだった、仮にいつもの審査員だったとしても
今年は勝てなかったんじゃないだろうか。


ジャリズムは準決勝敗退、敗者復活戦も敗退でした。
お疲れさまでした、また来年がありますよ。


今年のM-1は終わりました、各コンビの方々お疲れさまでした。
また来年も期待しております。