夜回り先生を見た。

久々にゆっくりと夕食を取り、自室でテレビ鑑賞。
見たのは、今、巷で話題の「夜回り先生」の本人の密着番組です。
いやね、ありきたりだけど水谷先生はスゴイと思う。
人間はそれぞれに何か背負い生きているんだなぁと改めて痛感、
彼も22人殺したと、その後悔を背負って生きている。
殺したといっても命を救えず亡くなっててしまったという事なんだけど、
でも彼は自分の責任だと思っている、それがこの活動の原動力にもなっていると。
最初に亡くなった子の話を講演でされている先生を見ていたら、
自然と私は泣いていた・・・・
この子を救えなかった苦しみを
この人は一生背負って生きていくつもりなんだろう、
その重さは常人では計り得ないほどのものなのだろうと。
ドラッグと感染症で亡くなった子の話も聞いた、
あまりにも惨く壮絶な最後は薬物の恐さを改めて感じた。
最初は退屈そうな生徒も講演が終わると大きな拍手で先生を送り出す、
この人の背負っているモノの重さが
彼の発する言葉の1つ1つの重みをつけていく、
だから皆は先生の言葉に惹き込まれていく、全てがリアル、現実だから。


しかし水谷先生は癌に侵されている。
取材途中も何度も苦痛に耐える姿があった。
それでも彼は自らの命果てるまで立ち止まる事はしないのだろう。
22人という存在が彼の心の中にある限り。


少しでも水谷先生のお役に立てるのならば・・・・書かせていただきます。


皆、絶対にドラッグには手を出すな、待っているのは完全なる絶望だ。
安易な快楽の先に待っている底の見えない絶望。
一瞬の快楽の代償が短い生涯であったり、何百倍もの苦しみなんだよ。
死にたくたって、それすら出来ないくらいの苦しみなんだ。
どんな人にだって誰にだって他の誰にも負けない何かがある、
それを花開かせるのは自らの努力なんだよね。
ドラッグはそんな花を容赦無く枯らせてしまう、
将来自分に好きな人が出来ても、その人の子供を宿す事すら出来なくなる。
自らの未来を奪うモノ、それがドラッグ。
誘われたって断る勇気を、
自分を一番守れるのは自分の勇気だという事を忘れないで。