無観客試合の真実





短期連載 宇都宮徹壱のバンコク日記




スポーツナビに連載されているコラムの中に興味深いモノがありました。
先日サッカー日本代表がW杯出場権を確保した無観客試合ですが、
その試合会場になんと1000人近い「偽VIP」が入っていたそうです。
以下、引用。

こうした「偽VIP」は、決して北朝鮮の関係者だけでなく、
地元のタイ人もかなりいたし、数は多くはないものの日本人もいたようである。
いずれにせよ、この日のスタンドには、メディア関係者でも大会運営スタッフでもない人間が、
おそらく1000人以上はいた。

だそうです、なんでも運営はタイサッカー協会に一任してあったらしく、
その杜撰さが浮き彫りになった形です、これは問題があるのではないかと。
富裕層らしき北朝鮮の人々はキャーキャー騒ぎまくってたそうで、
そういえば中継でも北が攻勢に出たり守備で防いだりすると
不自然な歓声が沸いていました、そうか、あの違和感の原因はこれか。
無観客試合なのだから大使館関係者だろう何だろうが排除すべきであり、
大使館員とサポーターに何の違いがありますか?
日本から行ったサポーター達はスタジアムゲート前で必死に応援してたんだぞ、
試合状況とか直に見ることなど出来ずに・・・・なのに大使館関係者がのうのうと声援をあげている。
北がどうのという前に、その特権意識を捨てよ。
サポーターほったらかしで大使館員が何のうのうと入ってるんだっていう話ですよ。
一緒にサポーターと応援するくらいの心意気を持てと私は言いたい。