プロ野球スト中止…来季も12球団の見通し
球界再編を巡る労組・日本プロ野球選手会(古田敦也会長=ヤクルト)
と日本プロフェッショナル野球組織(NPB)の協議・交渉委員会が23日に開かれ、
7項目で合意、25日、26日に予定されていた第2波ストライキは中止となった。
◆NPBと選手会の7項目合意(骨子)◆
<1>NPBは2005年シーズンにセ、パ12球団に戻すことを視野に、
(新規参入球団の)参加資格の審査を進める。
<2>審査は審査小委員会が担当、1か月をめどに答申する。
<3>加盟料・参加料を撤廃、預かり保証金制度を導入。
<4>小委員会の審査過程を透明化。
<5>来季参入が可となった場合、NPBはその参入が円滑になされるように協力。
<6>分配ドラフトへの新規参入球団の参加を認め、戦力均衡を図るために協力する。
今週末のストは取り敢えず回避、球団側も先週のストが相当効いたようですね。
来シーズンの12球団制維持を確約してきましたよ、
更に新規加入を最大限促進する事も明記させました、とりあえずは選手会の勝利かなと。
ただ、今後球団側が体よく新規参入を拒む可能性があるので、
その点は選手会、そしてファンがシッカリと監視する必要があると思います。
このごに及んで拒否姿勢を出してきたら、
それこそプロ野球界は再生に何年もかかるほどの深い傷を負ったことでしょう。